【シエンタvsフリードvsソリオ】ちょうどいいファミリーカー決戦!

今回はコンパクトミニバンの代表である3台を徹底比較します。
この中のクルマで悩んでいる方に向けて
外内装や使い勝手から購入後のリセールバリューまで
様々な視点の情報をお届けします。

比較する3台の年式

今回比較する3台はいずれも
2023年1月に発売されているモデルについての紹介です。
シエンタ:2022年(令和4年)8月~<3代目シエンタ>
フリード:2016年(平成28年)9月~<2代目フリード>
ソリオ:2020年(令和2年)12月~<4代目ソリオ>

外装・デザイン

外装,デザインについては、可愛いデザインを好むならシエンタ
スタイリッシュなデザインを好むならフリード,ソリオ
おすすめします。

シエンタ

引用:https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/SIENTA/

外装は、前モデルと同じく未塗装のプラスチック部分を多く使用し
工具感が強く出ているデザインになっています。
街中をスタイリッシュに走るというよりかは、アウトドア映えるデザインです。
愛着のある丸みを帯びたフォルムで
乗るごとに愛着が湧いていくこと間違いなしです。

ただし、スタイリッシュなデザインやかっこいい流線形が好みの方はお勧めしません。

フリード

引用:https://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FREED/

無駄をそぎ落としたシンプルなデザインで、ほかの2車種と比べると
都会派といった印象を持つクルマです。
シエンタとかなり対照的で、ファミリーカーでもカッコいいクルマに乗りたい。
という方におすすめできるデザインです。
フロント下のデザインがエアロっぽかったり
男性の気持ちをグッと掴む外装がGOOD!

ソリオ

引用:https://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/SOLIO/

ソリオはNboxなどの軽自動車を一回り大きくした形をしています。
その箱型のデザインによって、運転席に座っていてもかなりの広さを感じます。
このサイズ帯でできるだけ広い&広く感じる車に乗りたい方は
このソリオがおすすめです!

全仕様を合わせると、色のバリエーションも多いです。
ただ軽自動車との形の違いがほぼないので
軽自動車には乗りたくない人はおすすめしません。
最近は白ナンバーの軽もいますので、ほぼ軽自動車に間違えられます…。

エンジンタイプ・燃費

次はエンジンタイプの紹介です。(燃費はWLTCモード)
シエンタ:1.5L ガソリン(18㎞/Ⅼ)・1.5L ハイブリッド(28㎞/Ⅼ)
フリード:1.5L ガソリン(17㎞/Ⅼ)・1.5Lハイブリッド(20㎞/Ⅼ)
ソリオ:1.2Lマイルドハイブリッド(20㎞/Ⅼ)・1.2Lハイブリッド(22㎞/Ⅼ)

燃費はシエンタが圧倒的低燃費を達成しています。
シエンタとフリードのガソリンモデルでも、微量ではありますがシエンタのほうが低燃費です。
燃費は気になるポイントの1つだと思います。
燃費を重視する方であれば、シエンタのハイブリッドモデル一択です!

内装・装備

シエンタ

引用:https://toyota.jp/sienta/ft/usability/?padid=from_sienta_ft-performance_navi-menu_ft-usability

室内空間は不自由なく広いです、小学生のお子さんはかがむことなく立つことができます。
また運転席と助手席の間にコンソールがないので、1列目と2列目の移動が自由です。
ラゲッジスペースも広くとることができるので、遠出でも安心です。
ラゲッジスペースの高さが1m程度あるので、購入した家具なども大物も
楽々積むことができるでしょう。

電装系は運転席と助手席の間にTypeCとUSDが1つずつあります。
後部座席にはTypeCが2個ついているため、後席でも電子機器の充電は可能です。
充電は基本TypeCタイプになります。

フリード

引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/

室内空間ですが、実際に乗ってみて高さは
シエンタよりもほんの少しだけ
低く感じました。
フリードは3列目まで歩くことができるタイプのシートも設定されているので
3列目まで自由に往復できる空間を求める人は2列目が独立したモデルがおすすめ!
ラゲッジスペースはシエンタと同等です。ただし2列仕様の高さは
3列仕様&シエンタと比較して約10㎝も高いです。

ソリオ

引用:https://www.suzuki.co.jp/car/solio/interior/

ソリオは5人乗り仕様しかありませんが、室内空間がかなり広いです。
また後席はリクライニングができるため、ゆったりと移動することができます。
室内長も高く、クルマ自体はシエンタよりも小さく感じますが
同じぐらいの高さがあるので、このクルマの大きさで室内長が高いのは
最強の移動空間であり、お子さんがいる家庭でも
このクルマ1台で十分過ごすことができるでしょう。

電装系ですが、シエンタとは違いUSBソケットが基本になっています。
運転席と助手席の間にUSBが2つとシガーソケットが1つ
後席にシガーソケットが付いています。

価格帯

価格の比較を行いました。
グレードは真ん中のグレードで合わせて比較しています。

シエンタ:230万円~260万円(1.5L ガソリン)・270万円~290万円(1.5L ハイブリッド)
フリード:230万円~250万円(1.5L ガソリン)・260万円~280万円(1.5Lハイブリッド)
ソリオ:190万円~220万円(1.2Lマイルドハイブリッド・1.2Lハイブリッド)

一番安いのは、ソリオです。
逆に高いのは、シエンタになっています。
これはクルマの作りこみ、燃費性能からも納得だと思います。
同じクルマの大きさで、ここまで価格差が出るので
グレードの検討も含めて、どのクルマにするかを熟考する必要がありそうです。

リセールバリュー

リセールバリューについては、3車種の旧型のリセールバリュー率を確認しました。
その結果一番リセールバリューが高いのは、シエンタです。
特にハイブリッドモデルで、走行距離が5万キロ以下がかなり高値で
取引されるという結果でした。

・トヨタという大手自動車会社であること
・多少走っても燃費性能が落ちないハイブリッド性能があること
・シエンタが欲しい。という需要が一定以上あり値段が下がらないこと
がリセールバリューが高い理由だということが分かりました。
(※ただし旧型の結果)

乗り換えのことを考えるのであれば
走行距離が5万キロ前後になるであろう新車から5年目の
車検前に乗り換えるのがおすすめです。
(↑5年目の車検で交換時用なども増えることから)

まとめ

いかがでしたか?
シエンタ,フリード,ソリオのそれぞれに特徴があり
メリット,デメリットがあります。
絶対に譲れないところ,妥協しても良いポイント
クルマを悩む前にしっかりと決めて
ブレずに後悔のないクルマを選びましょう!

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