【ETC2.0ってナニ】誰でもわかる!ETC2.0について

新車や中古車でもクルマを購入するときなどに
ETC2.0をおすすめされたり
「これからは昔のETCが使えなくなる!」と言われて
気になっている方がおられると思います。

今回はETC2.0について、わかりやすく説明していきます。
これを読み終えていることには、自分がETC2.0が必要か
不要か、またいつが替え時かがわかっているでしょう。

そもそもETCとは?

ETCとは、高速道路や料金がかかる道路の料金所ゲートと
クルマやバイクに付けたETCの機械が通信を行い
入口の場所と出口の場所から走行した区間や
事前に設定している車種(軽自動車,普通自動車など)を把握し
お支払いをしてくれるシステム
です。

現在の普及率は90%以上で、休日割や深夜割など
ETCでしか受けられない割引や企画があります。

ETCとETC2.0の違いは?

走行区間や車種を把握するだけの機械に違いはあるの?
とお考えの方もおられるとは思いますが
一番の違いは、情報提供サービスが追加されていることです。

その情報提供サービスは以下の3つあり
①渋滞情報
②安全運転支援
③災害時支援情報

などの情報を受け取れるのが大きな違いになります。

ETC2.0で出来ること,お得ポイント

具体的にできることをいくつか紹介します。

・全国の高速道路上で広域な(1000㎞)の渋滞情報の入手により
所要時間の短いルートを効率よく案内し、目的地までの最適なルートを選べる
・落下物や見えない先の情報の入手と注意喚起を行い、事故の未然防止になる
・高速道路を一時退出・再進入したときに、追加料金が発生しないため
連続走行の料金のみの徴収になる

また上記以外でも今後は、サービスエリアで優遇を行ったりなど
高速道路をETC2.0で利用される方が大変お得になるサービスが
次々と出てくる予定
になっています。

では?どちらにすべきなの?

じゃあ、結局どっちがいいの?と考えたとき
今は普通のETCを購入して取り付けたほうがいいでしょう。
ただし、その今から取り付ける車やバイクを
2030年以降も使用するのであれば、ETC2.0を取り付けます。

その理由は2030年問題があるからです。
詳しくは↓で詳しくご説明します。

それよりもっと重大な2030年問題…

この2030年問題は、ETCのシステムやセキュリティを守るために
国土交通省が定めた規格で、その規格を守るため
1部のETC車載器が使用できなくなってしまう。というものです。

このことにより、その規格を満足しないETC車載器を使用しているクルマは
規格を満足するETC車載器を購入する羽目になります。

よって、2030年以降もその車に乗るのであれば、ETC2.0対応の車載器にして
それ以外は今まで通りのETC車載器を購入します。

ETC車載器の規格 確認方法

では、その2030年問題で今のところ使用できなくなる
車載器の確認方法を紹介します。

出典元:ETCが使えなくなる? 2022年問題と2030年問題とは? 対処方法も解説 | 工具・工具用品の通販なら、アストロプロダクツ (astro-p.co.jp)

↓分かりやすい別サイトもありましたので、そのサイトもご覧ください。

車載器の管理番号をチェック

まず始めに、一番わかりやすい方法はこの管理番号をチェックすることです。
取扱説明書や保証書に記載されている番号をチェックします。
初めの数字が「1」の場合は2030年以降も使用できます。
「0」の場合は、使用できない予定です。

本体のマークをチェック

車載器本体に書かれているETCのロゴ部分をチェックしてみましょう。
そのロゴの下に「●●●」のマークがあれば、2030年以降も使用できます
無ければ、使用できない可能性もあります。

カード挿入口付近をチェック

最近は埋め込みで設置しているものもありますので
その場合は挿入口付近をチェックしてみましょう。
挿入口近くに「■」のマークがあれば、使用できない可能性があります。
無ければ、2030年以降も使用できます。
(見にくいのと、印字が擦れてとれている可能性があるのでお勧めできません…)

まとめ

いかがでしたか?
ETC2.0についてかなり理解が深まったと思います。
今からETC購入を検討している人や
すでに迷われている方に少しでも参考になれば幸いです。

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